外国人の採用手順は、以下の流れになります。
①採用計画書を立てる
在留資格の業務範囲や就労期間などを考慮し、適材適所に人材を配置できるようにします。
長期間雇用したい場合は、他の在留資格に移行できるよう計画を立てておきます。
②募集する
在留資格に応じて外国人の募集方法は異なります。
民間の人材紹介会社やハローワークの利用、SNSの活用など効率的に募集できる方法を検討します。
③書類選考・面接
外国人が自社で就労できるビザを持っていない場合は、ビザの取得条件を確認し、ビザを取得できる人材を採用することが必要です。
④雇用契約を結ぶ
就労ビザの申請では、雇用契約書や労働条件通知書の提出が求められます。審査で重要視される書類ですので、しっかりと作成することが必要です。
また、従業員が就労ビザを取得する際は雇用主側も審査されます。
自社が基本的な受入要件を満たしているかどうかをチェックしておきましょう。
雇用主側の要件としては、以下の3点などです。
①入管法の遵守
②事業の適正な運営
③事業の安定性・継続性