外国人採用時に在留資格(ビザ)の申請にあたって、外国人本人から確認しておくべきこと

●最低限確認しておくべきこと
・外国人本人の学歴
・外国人本人が勉強した内容(専攻)

就労ビザは、外国人本人の学歴と、入社してから担当する職務内容との関連性があるかどうかで許可になるかならないかの判断がされるからです。

●学歴について
日本における就労ビザが取れる学歴は、
①専門学校卒
②短大卒
③大学卒
④大学院卒
の4つです。

・上記①~④の日本における学歴がない場合は、海外での学歴になりますが、その際には海外の専門学校は含まれません。大学と大学院をOKです。

・海外の短大についてはケースバイケースになります。日本の高等教育機関(※高校ではありません)と同等のものと認められるものであることという条件付きです。文部科学省発行の「諸外国の教育動向」という書籍で判断されることになります。

・学歴がない場合、または学歴と職務内容が違う場合は、実務経験があるかどうかを確認します。その場合、どんな実務経験が何年あるかです。